「またバズらないと…」が塔を止める！？
～ヒット中毒フロアへようこそ～
👨シュンタ「……うわ。壁が全部、PVカウンターになってる……！」
🤖ピー助「ここは“ヒットの呪い”階層でぴ。バズった後の投稿者が迷い込む、トラップだらけの地帯でぴ」
💁♀️カオリ「アイキャッチまで“数字足りませんね”って喋ってきたんだけど」
このフロアでは、過去のバズが重荷となり、
「次も結果を出さなきゃ」という圧力が投稿者を蝕む。
あらわれた！“SNS亡霊”が襲ってくる！
──ズズズズ……！
床の割れ目から浮かび上がったのは、
“バズった時のスクショ”の亡霊たち。
🕷SNS亡霊「前はもっと伸びてたよね？」
🕷SNS亡霊「今回、数字ぜんぜんじゃん？」
🕷SNS亡霊「もうピーク過ぎたんじゃない？」
👨シュンタ「やめろおお！数字で殴ってくるなああ！」
🤖ピー助「通知が呪いに変わってるでぴ！」
💁♀️カオリ「だから通知オフにしとけって言ったのに」
バズの影に怯える男、崩れそうな心
👨シュンタ「もう無理……毎回バズらなきゃって思うと書けない……」
💁♀️カオリ「じゃあ書くのやめる？」
👨シュンタ「……それは嫌！！」
💁♀️カオリ「なら書け。それだけよ」
そのとき、塔の中央に巨大な“バズグラフの回転盤”が現れ、
次の投稿の運命を勝手に判定し始めた！
👨シュンタ「え、運ゲー！？」
🤖ピー助「塔のギミック、マジで性格悪いでぴ！」
仲間再登場！あの通知の精がまた来た！
🎧ハッシュ・タガー「通知音で参上！Yo、バズの亡霊に魂吸われてないかい？」
👨シュンタ「吸われかけてたところだよ！！」
🎧ハッシュ「バズは“たまたま勝手に起きた現象”。それを自分の才能だと勘違いする時点でトラップ確定っしょ？」
💁♀️カオリ「うわ、今日ちょっと刺さる系のテンションじゃん」
🎧ハッシュ「“バズは神、でも信仰しすぎると燃える”ってタガーばっちゃんが言ってた」
👨シュンタ「ばっちゃん、SNSしてたの！？」
蘇れ、“書きたい気持ち”
👨シュンタ「……そうだ。俺は“誰か一人にでも届けばいい”って思ってたんだ」
💁♀️カオリ「それが一番ブレないんだよ、投稿者として」
🤖ピー助「スキル【バズの呪い解除】発動でぴ！」
✨ピコン！
→ 塔の雰囲気が浄化された！
→ 投稿スピリットが回復した！
🕷SNS亡霊「評価が……消えるぅぅぅ……」
塔、再び動き出す
👨シュンタ「よし、また書こう。数字ゼロでもいい。“届けたい気持ち”がある限り。」
🤖ピー助「でぴぴー！塔の空気、クリアになったでぴ！」
塔の階層が光り、次の道が開かれた。
【次回予告】「投稿ペース」に追われて消える日々へ──
第十五階層、そこは「投稿ペースに取り憑かれる」階。
あの頃の自分は、毎日投稿していた……今は？
投稿を“義務”に変える塔の罠と、仲間たちの葛藤が交差する――！
🌟 塔シリーズで世界観を追体験
🤖ピー助「今回は“バズの呪い”を突破したでぴ！」
👨シュンタ「数字に追われると、投稿が止まるんだよな…」
💁♀️カオリ「結局“書きたい気持ち”が一番強いってことね」
[塔シリーズ特集ページ]
→ 世界観まとめ＆全話リストはこちら。
[塔シリーズ 第13話｜数字なき荒野]
→ 「誰にも読まれない」階層で、それでも書き続ける意味を探した回。
[塔シリーズ 第15話｜投稿ペースの迷宮]
→ 次回は“書けなくなる恐怖”と、投稿ペースの罠に挑む！
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