👨シュンタ「あ〜、早くセミリタイアしたいなあ。畑やって、のんびり暮らしてさ〜」
💁♀️カオリ「その畑、草ボーボーで放置されてる未来が見えるわ」
👨「いや、俺は本気なんだってば。あと25年以内には絶対…」
💁♀️「その“あと25年”が、“なんとなく”過ぎていくタイプのやつ〜」
「いつか」じゃなくて、「今」から始めよう
セミリタイアって、憧れだけで終わらせたくない。
だけど現実は、家のこと、子どもの教育費、毎月の出費…。
「老後資金の準備で手一杯!」って人も多い中で、
セミリタイアを“現実”にするには、今なにを意識しておけばいいのか?
今日はそのヒントを、5つにまとめてお届けします。
① 生活費の棚卸し&シミュレーション
👨「うちって、毎月いくら使ってるか正直わからん…」
💁♀️「“敵を知る”以前に、“敵の姿すら見えてない”状態ね」
🤖「まずは支出を洗い出して、“セミリタイア後の暮らし”と照らし合わせるでぴ」
まずは支出の棚卸しから。
「固定費」「変動費」「教育費」「通信費」など、毎月の支出を整理して、
将来の生活費(セミリタイア後)と照らし合わせてみましょう。
たとえば、我が家の場合は――
- 持ち家予定あり(ローン or 賃貸想定は別途シミュレーション)
- 車は軽自動車2台を7年ごとに買い替え
- 子ども2人の進学あり(教育費は別で管理)
これらをもとに、月15〜18万円圏内での生活費を想定してシミュレーションしています。
② “楽しい労働”の種をまいておく
👨「セミリタイア後は、畑で週3くらい働くのが理想なんだよね」
💁♀️「その理想、体力ゼロでどうやって叶えるのか問題」
「完全に働かない」よりも、
「週3〜4日だけ、身体を動かす仕事をする」方が心も体もラク。
たとえば農業、軽作業、趣味を活かした副業など、
“楽しい労働”のイメージを育てておくと、老後の生活が前向きになります。
そのためには、今のうちからの「仕込み」が大事。
- 軽い筋トレ・散歩(体力づくり)
- 地域イベントやマルシェに顔出し(人脈づくり)
- 趣味の延長で稼ぐ経験(ブログ・写真・畑など)
🤖「“労働=ツラい”の思い込み、今のうちに壊しておくでぴ」
③ 住宅ローン戦略は、人生設計の要
💁♀️「セミリタイアって、ローン完済してから…じゃないの?」
👨「うちは“フルローン+投資並行”でいく派だからね」
🤖「それはそれで、信用と計算が命でぴ」
セミリタイア=ローン完済後、と思いがちだけど、
我が家はあえて【フルローン戦略】を選びました。
- 手元資金を現金化してしまうと、資産が育ちにくい
- 住宅ローン控除をフルに活かすには“借り続ける”という考え方もあり
- 長期計画で見れば、金利×資産運用のバランスで勝つ可能性も
そのために必要なのが、
「フルローンが通る信用スコア」「計画的な貯金」「返済比率の設計」など、
“今の行動が未来を決める”戦略設計です。
🤖「“住宅ローンは早く返せ”って思い込みは、もう古いかもでぴ」
④ 教育費は“3つの時期”で分けて考える
👨「学資保険だけ入ってれば…まあ何とかなるでしょ?」
💁♀️「その“なんとかなる”が、だいたいなんとかならないのよ」
教育費のことを考えるとき、
「学資保険だけで足りる」という思い込みはけっこう危険。
実は、“3つの時期”に分けて考えると、見通しが一気にハッキリします。
📘 教育費の“3つの時期”と考え方
- 幼少期(0〜12歳)
→ 児童手当を活かす:まるっと貯金 or 投資に分散 - 中高進学(13〜18歳)
→ 公立or私立? 進路でガラッと変わる - 大学進学(18歳〜)
→ 教育費のラスボス。積立準備がモノを言う
我が家はこのスタイル:
- 児童手当は“手を出さない口座”で貯金&運用
- 大学資金はつみたてNISAなどで長期準備
- 年次マップで“いつ・何にいくら”が見える化されてる
🤖「“学資保険だけ”では不十分でぴ。“分けて備える”が未来の安心でぴ」
⑤ 心の準備は、夫婦で“ズレ”を減らすこと
セミリタイアって、“金さえあればOK”ではない。
価値観やタイミングがズレてると、夫婦でギクシャクする。
- 子どもが何歳のときにセミリタイアしたい?
- どこに住みたい?何をしたい?
- 趣味、働き方、生活ペースの理想は?
すぐ決まらなくても、今からゆる〜く話し合っておくと失敗しにくい。
「未来を変えるのは、“今”の選択」
セミリタイアは、
「逃げ」じゃなくて「設計」。
そのためには、
今この瞬間から、自分の“暮らしの軸”を整えていくことが大事。
「今から考えてる人」と「そのうち考えようと思ってる人」では、
5年後に見える景色がまったく違う。
さあ、一緒にのんびり“未来の準備”、していきましょ。
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