👨シュンタ「新NISA、満額いっとく?」
💁♀️カオリ「まずは生活が崩れない額でしょ」
🤖ピー助「いきなり満タンは、ガソリンもお金もキケンでぴ」
✍️
「非課税枠を使い切らないと損」
——そんな空気もあるけれど、うちの答えはもっとシンプル。
“使い切るより、使い続けられる額”。
まずは生活防衛費を固めて、残りをコツコツ積む。
我が家では年100万円前後をベースに、“強く見えて柔らかい”4:4:2配分で運用しています。
📌この記事でわかること
- 30%下落でも「売らない設計」を作る方法
- 満額にしない選択が合理的になる条件
- 生活防衛費と積立のバランスの考え方
- 我が家のリアルなNISA配分(年100万円×4:4:2)
① 新NISAは「満額より続けられる額」が正解
👨シュンタ「新NISAって、年間360万まで使えるんだよな?」
💁♀️カオリ「でもそれ、うちが生活削ってまでやること?」
✍️
新NISAの上限は👇
- つみたて投資枠:年120万円(=月10万円)
- 成長投資枠:合算で年360万円まで
- 生涯投資枠:最大1,800万円
📌 我が家の場合、こんな理由で 年100万円前後(=月8〜9万円) に設定。
- 教育費や住宅資金も同時進行
- 現金比率を一定以上キープ
- 暴落しても“売らずに続けられる額”が安心
🧮 満額パターンと我が家の比較
| 投資額 | 月あたり | 10年後の目安* | 継続しやすさ |
|---|---|---|---|
| 満額360万 | 月30万円 | 元本3,600万 → 評価4,500〜5,000万 | 一般家庭には現実的でないケース多数 |
| 我が家100万 | 月8.3万円 | 元本1,000万 → 評価1,200〜1,300万 | 教育費・住宅と両立可 |
※年3〜5%リターンを想定
💡「満額できない=損」ではありません。
むしろ**“心が折れない額”**で続ける方が、投資を長く続けられる現実的な戦略です。
🤖ピー助「満額信者はドヤ顔するけど、“続けられない投資”は負け試合でぴ!」
② 新NISAの前に「生活防衛費」を固める
💁♀️カオリ「現金って、増えないけど“最強の安心”じゃない?」
👨シュンタ「この安心があるから、積立を握っていられるんだよな」
✍️
「現金なんてインフレに負けるだけ」「投資しないと機会損失」――そんな声はよく聞きます。
でも我が家は逆に、**“現金こそ投資を支える基盤”**と考えています。
例えば、教育費が重なる時期に暴落が来たとします。
十分な現金があれば積立は続行できるけれど、現金がなければ生活を守るために投資を取り崩さざるを得ない。
同じ暴落でも、持っている「安心のクッション」で行動は大きく変わります。
🧮 防衛費の目安
- 生活費の6〜12か月分を、絶対に動かさない現金で確保
- 例:月30万円の生活費 → 180〜360万円を待機資金に
📌 こうしておくと…
- 相場が−30%下がっても 積立を止めずに続けられる
- 家計が揺らがないから 慌てて売らない
- 結果的に “握力”が長持ちする
🤖ピー助「株価が下がるより、生活費が尽きる方が恐怖でぴ!」
③ 我が家は「4:4:2」ポートフォリオでバランス投資
👨シュンタ「S&P500とNASDAQ100で8割…そこにSOXをちょい足し」
💁♀️カオリ「聞こえは強気だけど、意外とバランス型だよね」
✍️
うちの配分は S&P500:40%/NASDAQ100:40%/SOX:20%。
王道のインデックスに成長株を重ね、さらに半導体をスパイスとして加えています。
数字だけ見ると「攻めすぎ」にも見えるかもしれませんが、“成長性を取りつつ、一点集中は避けたい”。
広範な米国市場に土台を置きながら、成長分野でリターンを狙う。
その両立こそが我が家のちょうどいい形なんです。
裏側の守りもしっかり
- 💰 現金比率:防衛資金(②)でカバー
- 🎓 教育資金:児童手当+別口積立で管理
- 👴 老後資金:必要額を逆算して投信で淡々と追加
💡見た目は「強気のポートフォリオ」でも、実態は守りを組み込んだ柔らかい設計。
この“強く見えて実はしなやか”な感覚が、僕たちにはちょうどいい。
🤖ピー助「ポートフォリオは筋肉だけじゃダメ、**骨(現金)と軟骨(教育資金)**も必要でぴ!」
④ 「売らない自信」が持てる額が、うちの正解
💁♀️カオリ「もし暴落で30%下がったら、どうするつもり?」
👨シュンタ「……積立はそのまま。毎日は見ないで放置する」
✍️
投資で一番大事なのは “下がったときに売らない” こと。
我が家では「暴落しても心が折れない額」だけを投資にまわすようにしています。
例えば月8万円の積立が、評価額200万円から140万円に減っても――
生活費用の現金が別で確保してあるから崩さなくて済む。
だから積立は止めず、追加投資も余裕のある時だけ。
🧮 暴落シナリオの違い
| 家計の状態 | −30%暴落時の行動 | 結果 |
|---|---|---|
| 安心ポートフォリオ(現金あり) | 積立を続行/ 生活費は現金でカバー | “売らない”自信があるから資産は育つ |
| 不安ポートフォリオ(現金なし) | 生活費のために投資を取り崩す | 損失を確定させ、再スタートが遠のく |
✍️
現金クッションがあると、暴落の通知を見ても「まぁ大丈夫か」と流せる。
でも現金がなければ「今月の生活費どうする」と頭がいっぱいになり、冷静な判断ができなくなる。
**“売らないで続けられる仕組み”**こそが、我が家の握力を支えているんです。
👨シュンタ「いかに積み立てを辞めないかが大事だな」
🤖ピー助「暴落の恐怖を消すのはリターンじゃなくて、生活費の安心感でぴ!」
💁♀️カオリ「ちょっと株価下がればピーピー騒いでる話、する?」
⑤ 投資で焦らず、“暮らし全体”でまとめる
👨シュンタ「家もほしいし、子どもも育てたいし、老後も自由に過ごしたい…」
💁♀️カオリ「だから“投資だけ”に張るのは違うって思ってる」
✍️
資産形成は投資だけで終わりません。
我が家が選んだのは「暮らし全体のバランス」を重視するスタイル。
🗂️ 我が家の配分イメージ
- 💹 新NISA積立:月8.3万円(無理なく継続できる額)
- 🎓 教育費積立:月2〜3万円(学年に合わせて調整)
- 💰 現金積立:月2〜3万円(防衛資金を厚めに確保)
📌 こうして「投資・貯金・生活」を同時に走らせることで、
“投資してても安心”な暮らし を守っています。
🤖ピー助「NISAに全部つっこむより、“暮らしポートフォリオ”を組む方が未来は安定するでぴ!」
まとめ:NISAは、“安心感ベース”で使うのがちょうどいい
✍️
新NISAは「使い切る」より「暮らしに合わせて続ける」ことが大事。
無理なく積み立て、生活防衛資金を確保し、教育・住宅・老後とあわせて考える。
結局、安心して続けられる投資額こそが“うちの正解”です。
🪙 投資と家計の“ちょうどいい”を考えるならこちらも!
💁♀️カオリ「暮らし全体で考えると、NISAだけじゃないんだよね」
👨シュンタ「投資・教育費・家づくり…ぜんぶ絡むから整理しておかないとな」
🤖ピー助「焦らない投資、好きでぴ!」
- 📊 資産形成の設計図|教育費・住宅・老後をぜんぶ叶える“5つのSTEP”
→ 投資と暮らしを一枚絵で整理するガイド。 - 💹 どう回してんの!? 家・教育・投資…全部抱えてる我が家のヒミツ
→ ボーナスや投資も含めた“家計全体の配分戦略”を公開。 - 🎓 教育費っていくらかかる?平均額と我が家の準備ロードマップ
→ 公立・私立別のコストと準備のステップを整理。 - 🏠 頭金って必要?我が家が“フルローン戦略”を選んだ理由
→ 資金配分と住宅ローンの考え方をリアルに紹介。 - 👥 “1馬力っぽい”けど、実は強い。うちの共働きスタイル
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