子どもの習い事はいくらまで?|教育費を圧迫しない“予算の決め方”

💁‍♀️カオリ「ピアノとスイミングと英会話…あれ、気づけば月3万円超えてない?」
👨シュンタ「“続けられる額”を感覚で決めると危ない。まずは年間の教育費枠から決めよう」
🤖ピー助「3STEPで“うちの習い事上限”をサクッと出すでぴ!」

✍️
習い事は将来の力になる投資ですが、枠を決めずに増やすと教育費全体がパンクします。
特に受験期や中学進学など、大きな出費イベントの直前は要注意。

この記事では——

  • 家計に合った年間教育費の枠を出す
  • その中から習い事の上限を決める
  • 優先順位と見直しルールを作る

という3STEPで、教育費を圧迫しない習い事予算の作り方を整理します。

目次

STEP1|“教育費の枠”を先に決める(年間いくらまで?)

✍️
習い事の予算は、教育費全体の“枠”を決めてから逆算するとブレません。
先に年間の教育費を押さえておけば、受験期や臨時出費が来ても家計が崩れにくくなります。

年間教育費の内訳イメージ

  • 学校関係(給食費・学用品・行事費など)
  • 塾/受験費用(必要期だけ増える)
  • 習い事(今回の主役)
  • その他(交通・道具・大会・衣装など)

✍️
まずは、直近1年の実績を確認してみましょう。
そこに今年の予定増減を足せば、無理のない“枠”が見えてきます。
受験年は塾費が跳ね上がるため、習い事予算は縮小する前提で考えると安心です。


📝 ミニワーク(2分)

「年間の教育費に回せる額」を出してみましょう。

年間教育費の上限 = 可処分所得 × 教育費比率

教育費比率の目安は――

  • 非受験期 → 10〜15%
  • 受験期 → 15〜25%

例:手取り年収600万円 × 15% = 90万円/年(教育費の上限)


💁‍♀️カオリ「こうやって枠を先に決めれば、習い事も増減が迷わなくなるね」
👨シュンタ「うむ。まずは“全体のふところ”を見てから配分だ」

STEP2|“習い事の上限”を切り出す(月いくらまで?)

✍️
STEP1で年間の教育費上限を決めたら、次はその中から習い事にあてる割合を決めます。
割合を先に決めておけば、「あれもこれも…」と増やした結果、教育費全体を圧迫するリスクを防げます。


推奨の上限割合(非受験期の目安)

  • 習い事 = 教育費総額の25〜35%
  • 受験期は10〜20%に縮小して塾を優先

🧮 例(非受験期/教育費上限90万円)
習い事上限 = 90万円 × 30% = 27万円/年(=月2.25万円)

ピアノ 8,000円 + 水泳 7,000円 + 英会話 10,000円 = 25,000円/月 → ギリOK


【📌 運用ルール

  • 上限は「子ども別」ではなく「家族合計」でもOK(兄弟で配分)
  • 新規追加は「1つ入れたら1つ見直す」が基本
  • 発表会・大会費用など臨時費は“その他枠”で管理

💁‍♀️カオリ「割合を決めちゃえば、月謝の合計で悩まなくて済むね」
👨シュンタ「うむ。数字で決まっていれば感情に流されにくい」
🤖ピー助「ただし“お菓子代”は別枠でぴ!…あれ、違うでぴ?」

STEP3|優先順位と“やめ時”を決める(見直しタイミング)

✍️
予算の上限を決めても、配分や内容が偏ると家計はじわじわ圧迫されます。
そこで「何を優先し、いつ見直すか」を最初から決めておくと安心です。


🎯 優先順位の考え方

  • 将来の選択肢に直結:基礎運動/音感/英語など“土台”を優先
  • 重複の整理:内容が被る習い事は統合(例:英会話×2→1本化)
  • 時間コスト:送迎負担が重いものは総合点で再評価

⏰ 見直しタイミング(YES/NOチェック)

  • 新学期・進級(年1回)
  • 受験期イン(塾優先に切り替え)
  • 収入や勤務形態の変化
  • 子どもの熱量が3カ月以上落ちている
  • 年1回、家族で「習い事会議」を開く

✂️ 削り方のコツ

✍️
やめることは失敗ではなく、次の成長のステップです。いきなり全部やめる必要はありません。
例えば「期間限定コースで3カ月だけ試す」や「夏は水泳、冬は英語とシーズンごとに分ける」
など、区切りをつける方法もあります。

自治体やスポ少を活用すれば、月謝を抑えつつ続けられることも。
兄弟や友だちと一緒に入れば、割引が効いてさらにお得です。


💁‍♀️カオリ「やめ時を決めておくと、ダラダラ続けずに済むね」
👨シュンタ「うむ。熱量が落ちたら潔く入れ替えだ」
🤖ピー助「ボク、そろそろ“盆栽教室”やめようと思うでぴ…でもあの苔玉たちが僕を待ってるでぴ」

FP相談なら習い事・教育費全体をまとめて設計!

💁‍♀️カオリ「受験年に塾代が増えるって聞くと、今のままで大丈夫か不安…」
👨シュンタ「FPなら教育費だけじゃなく、住宅や老後資金まで含めてシミュレーションしてくれるぞ」
🤖ピー助「そのついでに盆栽教室も予算に入れるでぴ!カオリもやるでぴ?」


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📝 まとめ|“枠”から決めれば教育費の未来が見える

✍️
年間の教育費枠を先に決めてから習い事予算を切り出すことで、感覚ではなく計画で判断できるようになります。
これなら、受験期や進学など大きな出費イベントがあっても、家計の軸がぶれません。


【💡この記事のポイント

  1. 年間教育費は可処分所得の10〜15%(非受験期)/15〜25%(受験期)が目安
  2. 習い事は教育費の25〜35%(受験期は10〜20%)を上限に
  3. 優先順位と見直しタイミングを決め、定期的に入れ替える

【💡 年収600万円(非受験期)のケース

  • 教育費上限:600万円 × 15% = 90万円/年
  • 習い事上限(30%配分):90万円 × 30% = 27万円/年(約2.25万円/月)

例:ピアノ8,000円 + 水泳7,000円 + 英会話10,000円 → 月25,000円でギリ上限内


💁‍♀️カオリ「具体的な数字があると、増やす時も減らす時も迷わないね」
👨シュンタ「うむ。来年の進級時に入れ替えを考えるのがちょうどいい」
🤖ピー助「ボクも枠を決めて、タップダンスと両立するでぴ」


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