教育費の備え方まとめ

👨シュンタ「教育費って、思ってるよりずっと大きいんだよな」
💁‍♀️カオリ「でも、今から準備すれば“足りる未来”にできるよ」

子どもが大学進学を迎えるその日、安心して「行ってらっしゃい」と送り出せるように
この記事では、教育費の総額・貯め方・運用法を3ステップで整理します


🟢 STEP 1|基礎を知る
 国公立・私立、自宅・下宿別の費用を把握する

🟠 STEP 2|準備を始める
 児童手当・新NISA・現金積立を組み合わせる

🔵 STEP 3|家計全体で支える
 保険や固定費を整えて積立余力を作る


我が家の実例や積立データも交え、読み終えた瞬間から動き出せる実践ガイドにしました。

🟢STEP1|基礎を知る

💡 まずは「いくら必要か」を把握

国公立か私立か、自宅か下宿かで総額は大きく変わります。
自宅なら約700〜900万円、下宿なら約1,000〜1,200万円が目安。我が家も最初にこの数字を見たときは「奨学金なしは無理」と思いましたが、必要額を正確に知ることで逆算して計画を立てられました。


大学進学パターン別・総額(4年間)

  • 国公立・自宅:約700万円
  • 国公立・下宿:約1,000万円
  • 私立・自宅:約900万円
  • 私立・下宿:約1,200万円
進学パターン 内訳(授業料+生活費) 総額(4年間)
国公立・自宅 約240万円+約480万円 約720万円
国公立・下宿 約240万円+約760万円 約1,000万円
私立・自宅 約400万円+約480万円 約880万円
私立・下宿 約400万円+約760万円 約1,160万円

👨シュンタ「うちは子ども2人だから、国公立・自宅でも1,400万円かかる計算なんだよな」
💁‍♀️カオリ「でも児童手当で約400万円はカバーできるから、残り1,000万円をどう作るかがポイントだね」

✏️
我が家の場合はこの数字ですが、必要な金額は家庭によって大きく変わります。
子どもの人数、国公立か私立か、自宅通いか下宿か──この組み合わせ次第で、何百万円も差が出ます。

まずは、現状を整理してみましょう。

【STEP1】教育費チェックリスト

  • 教育費総額を試算した
  • 国公立・私立・下宿別の費用差を把握した
  • 児童手当の累計額を計算した

💡 こちらでさらに詳しく

🟠STEP2|準備を始める

💡 少額でも早く始めれば、後半の負担は大幅減

教育費は「少しずつでも早く準備を始める」ことで、後半の家計負担を大きく減らせます。
まずは児童手当を全額貯める専用口座を作り、生活費と混ざらない仕組みを整えましょう。
不足分は新NISAや定期預金で補い、投資は18歳までの長期を前提に、現金枠も確保しておくのが安心です。


📊 児童手当+積立のカバー率シミュレーション(1人あたり)

準備方法 想定額 カバー率(国公立・自宅)
児童手当全額貯蓄 200万 約28%
新NISA 年額24万円積立
(18年・年利3%想定)
約560万 約80%
現金定期預金 年額10万円積立(18年) 180万 約26%

💡 合計で約940万円 → 国公立・自宅ならほぼカバー可能


👨シュンタ「うちは児童手当は全額、専用口座に入れて手を付けないようにしてる」
💁‍♀️カオリ「NISAは教育費用と老後用に分けて積み立ててるよ」
🤖ピー助「必要な時期が決まってる分は、ちゃんと現金で確保してるでぴ!」


✏️
教育費の準備は、この3つを押さえておけばまず安心です。
ここまでの流れを、自分の家でもできているかチェックしてみましょう。

【STEP2】準備チェックリスト

  • 児童手当専用口座を作った
  • 教育費積立を生活費と分けた
  • 新NISAや現金積立で長期準備を始めた

💡 さらに知っておきたい教育費の選択肢

🔵STEP3|家計全体で支える

💡 教育費単独では貯めにくい。家計全体のバランス調整がカギ

教育費は単独で貯めるより、家計全体を整えて余力を作るほうが効率的です。
保険の見直しや通信費の削減などの固定費スリム化で毎月1〜3万円の余力を作れば、18年で数百万円の差になります。
浮いたお金は教育費専用口座に自動振替して、無理なく積立を続けましょう。


📊 固定費見直しの効果(我が家の例)

項目 見直し前 見直し後 年間削減額
生命保険 15,000円 6,000円 108,000円
通信費(夫婦) 12,000円 6,000円 72,000円
サブスク 8,000円 5,000円 36,000円
合計 216,000円

💡 年間約21.6万円削減 × 18年 = 約390万円 → 教育費資金の加速装置に


👨シュンタ「保険は必要な保障だけ残して整理した」
💁‍♀️カオリ「通信費は格安プランに変更したよ」
🤖ピー助「浮いた分は毎月ちゃんと教育費口座に移動してるでぴ!」

教育費を加速させるには、まずこの3つを押さえておくと安心です。
ここまでの流れを、自分の家でもできているかチェックしてみましょう。

【STEP3】家計見直しチェックリスト

  • 保険契約を一覧化して不要な保障を確認した
  • 通信費・サブスクを見直した
  • 浮いたお金を教育費口座に自動振替している

💡 教育費を支える“家計の整え方”もチェック

ケーススタディ|FP相談で削減額を積立に回したら…

💬 相談前の我が家の悩み

  • 教育費は児童手当+NISAで準備していたが、追加積立の余力がない
  • 保険・通信費・サブスクなどの固定費が高止まりしていた
  • どこから削ればいいか、優先順位がわからなかった

このとき試したのが、「削減できた分をそのまま教育費に積み立てる」というシミュレーションです。
どれくらい貯まるのかを見てみましょう。


📊 削減額をそのまま18年間積み立てた場合(年利3%想定)

項目 毎月の追加積立額 18年後の総額
保険見直し分 9,000円 約230万円
通信費見直し分 6,000円 約150万円
サブスク見直し分 3,000円 約77万円
合計 18,000円 約457万円

💡 児童手当(約200万円)+既存積立と合わせれば、国公立・自宅進学費用はほぼカバー可能に!

💁‍♀️カオリ「削減額を“消費”じゃなくて“積立”に回すだけで、こんなに差が出るんだ」
🤖ピー助「FPなら“どこから削ってどこに回すか”まで見てくれるでぴ!」



まとめ|教育費を“借金なし”で乗り切るために

STEP
総額を知る

 →国公立・私立、自宅・下宿別の費用を把握する

STEP
早めに仕組み化

 →児童手当・新NISA・現金積立を組み合わせる

STEP
家計全体で支える

 →保険や固定費を整えて積立余力を作る

👨シュンタ「結局、“早く・仕組み化・バランス”がカギだな」
💁‍♀️カオリ「今やれば、子どもに借金を背負わせずに済むはず」
🤖ピー助「未来の学費は“今の習慣”で変わるでぴ!」


🧭 関連記事でもっと準備を進める

💁‍♀️カオリ「もっと細かいテーマも押さえておくと安心だよ」
🤖ピー助「関心がある人だけ深掘りできるようにするでぴ!」

💰 家計とお金の工夫

📚 制度・仕組みを活用する

🎓 奨学金・保険の選択

🤔 意識と行動の違い


📌 次の一歩

教育費と老後資金は同時に準備しないと、どちらかが犠牲になりがちです。
次は「教育費と老後資金の両立戦略」をチェックして、家計全体を最適化しましょう。


➡️ 資産形成まとめ|教育費・老後・投資のバランスを取る方法

資産運用、始め方に迷ってますか?
我が家の投資スタイルと運用戦略をまとめました。

資産運用まとめページへ