投稿の塔– category –
🧭 はじめての方へ
「投稿の塔ってなに?」と思った方へ。
このカテゴリは、ブログ投稿や日常の悩みをRPG風に描いた“物語シリーズ”です。
ちょっと笑えて、ちょっと刺さる「生活の冒険記」としてお楽しみください。
シリーズ紹介記事は、トップメニューの「投稿の塔紹介記事」または「ぼくらのこと」ページ内にも案内があります。
-
投稿の塔 第二十九話|届かぬ言葉の塔 〜#それ伝わってねぇから〜
塔の29層は、音が割れていた。セリフとセリフが重なり、文脈は迷子になり、やたらバズりそうな言葉だけが、宙にぶら下がっていた。 🧔♂️シュンタ「あれ…?俺の言葉、ここにあるのに、誰も受け取ってない…?」 💁♀️カオリ「てかこれ、“言葉が浮かれてる”っ... -
投稿の塔 第二十八話|最後のリライトへ ~薪をくべる者、過去と向き合う者~
塔の28層は、ひときわ冷えていた。ページが閉じられたままの原稿たちが、まるで冷蔵庫の奥に置き忘れた手作りプリンのように、じっとこちらを見ている。 🧔♂️シュンタ「……これ、全部俺の“黒歴史記事”だ」💁♀️カオリ「うわ、“勢いで投稿して5分後に非公開に... -
投稿の塔 第二十七話|共感ゼロの塔〜いいね0に祈りをこめて〜
塔の27層。そこは**「誰にも読まれなかった記事」たちが集められる階層**。 ……いや、集められたというか、ひとりで勝手に来て、勝手にうずくまってる。 🧔♂️シュンタ「うわっ…まじで誰もいないじゃん。塔ってこんなに、静かだったっけ…?」 💁♀️カオリ「ほ... -
投稿の塔 第二十六話|その筆は誰のために?〜語彙洗浄者、ソフラン様見参〜
塔の26層は、音のない回廊だった。風は止まり、スクロールも停止。投稿が届いていない世界の静寂が、ここにはあった。 🧔♂️シュンタ「……ここだけ、アクセスゼロみたいな空気だな」💁♀️カオリ「ていうかここ、なんで投稿した内容が“再生されない”の?」 🤖ピ... -
投稿の塔 第二十五話|吹き出しの迷宮へようこそ!~誰がしゃべっとんねん大混戦~
塔の25層。そこは投稿世界の可視化空間――“吹き出し迷宮”。 無数のセリフが天井から吊るされ、地面には吹き出し型の落とし穴。しかもそのすべてに、**「誰のセリフかわからない」**という呪いがかかっていた。 🧔♂️シュンタ「……え、これ、俺のブログの原稿... -
投稿の塔 第二十四話|混沌の受注所、選べぬ我らに光あれ
“投稿クエスト受注所”に足を踏み入れた我ら 塔の24層――“投稿のクエスト受注所”。壁一面に貼られたタイトルの断片が、夜店の綿あめみたいにフワフワ漂い、甘い匂いで誘惑してくる。「書いてよぉ…」「早く成仏させて…」――聞こえるのは未完の記事たちのすすり... -
投稿の塔 第二十三話|焦燥の谷、風呂と心がぬるすぎる件について
ぬるま湯の生活ゾーン、“焦燥の谷” 塔の一角、ぬるま湯に包まれた谷。ここは「なにもしてないのに一日が終わる」人々が集う、魔の生活ゾーンだった。 🧔♂️シュンタ「えっ、今日もう終わり?!」💁♀️カオリ「夕飯も終わったし、子どもも寝かせたし、風呂に... -
投稿の塔 第二十二話|タスクの泥沼、育児と家事とタイマー地獄
生活同時進行地帯、“タスクの泥沼” 💀この階層は「生活同時進行地帯」通称、“タスクの泥沼”。 育児、家事、買い出し、予定調整、返信、献立、在庫管理、洗濯干しリミット……すべての時間が“タイマー”で支配された空間。 👨シュンタ「まずい…気がついたら、家... -
投稿の塔 第二十一話|比較の谷、PVと承認欲求の落とし穴
🌀塔の中腹、「比較の谷」と呼ばれるこの階層では、己の投稿が他者の光と影に照らされ、やがて“伸び悩みバフ”を喰らうという。 その空間には、虚栄と焦燥が絡み合う“承認欲求牧場”が広がっていた―― 🤖ピー助「ようこそでぴ!この階層は、ついつい他人と比べ... -
投稿の塔 第二十話|塔の中間点“仮面の祭壇”、そして投稿者の正体が問われる
到達、中間地点。“祭壇”が出迎える。 投稿の塔・第二十階層。そこは天井が高く、空気がやけに澄んでいた。中央には――投稿者の“過去記事”を映す鏡と、祭壇が鎮座している。 👨シュンタ「……これ、全部俺の投稿か……!」🤖ピー助「この階層は“仮面の祭壇”でぴ。“...