👨シュンタ「なあ、子どもの医療保険って本当に入る必要あるのか?」
💁♀️カオリ「だって今、ほとんど医療費無料でしょ?それでも“入っといたほうが安心”って言われるけど…何が違うの?」
🤖ピー助「確かに、自治体によっては高校生まで無料でぴ。でも“それでも保険が必要”って言われる理由もあるんでぴ。今日はそこを整理していくでぴ!」
✍️
子どもの医療費はほとんど無料。
それでも「入っておいた方がいい」と言われる医療保険。
──その“差”はいったい何なのか?
この記事では、
- どこまで医療費が無料になるのか
- 「それでも保険が必要」と言われる理由
- わが家が出した答え(入らなかった理由)
をわかりやすく整理します。
「安心のために入る」のではなく、「必要かどうかを理解して選ぶ」ための記事です。
子ども医療費って、どこまでカバーされてる?
🤖ピー助「“高校生まで医療費無料”って聞くけど、実際は自治体によってルールがぜんぜん違うでぴ。」
💁♀️カオリ「えっ、全国どこでも同じじゃないの!?」
👨シュンタ「俺も“どこでもタダ”だと思ってたけど、そうじゃないんだな。」
🩺 全国的な助成のざっくり構造
- 小学校〜中学校卒業まで:全国的に自己負担ゼロが主流
- 高校生まで:東京都・川崎市・大阪市など、一部地域が18歳まで拡大
- 対象外になりがちなもの:薬の一部負担、交通費、入院時の食事代や雑費など
🤖ピー助「“医療費無料”の範囲は“診療費の自己負担”だけで、周辺コストまでは出ないでぴ。」
💁♀️カオリ「なるほど、“タダ”って言葉に安心しすぎると盲点があるのね。」
⚠️ よくある“勘違いポイント”3つ
- 薬代・検査代も全部タダだと思っている
→ 実際は一部負担が必要。処方箋薬局で数百円かかることも。 - どの自治体でも使えると思っている
→ 県外受診や引っ越しの際は、医療証の切り替えが必要。 - 所得制限がないと思っている
→ 親の年収が一定額を超えると、助成対象外の地域もある。
👨シュンタ「“医療費無料”のポスターで小さく“※条件あり”って書いてあるやつ、まさにこれだな。」
💁♀️カオリ「そういう小文字のとこ、後で読むと“あーなるほど”ってなるやつね。」
💰 「無料でも出る出費」は意外とある
| 出費項目 | 金額の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 入院時の食事代 | 1食460円 × 3食=約1,400円/日 | 「食事療養費」の自己負担 |
| 差額ベッド代 | 0〜5,000円/日 | 個室・準個室を希望する場合など |
| 交通費 | 数百〜数千円 | 通院・送迎、付き添いの移動費など |
| 日用品・パジャマなど | 数百〜1,000円前後 | 入院準備・雑費 |
💁♀️カオリ「“無料だから安心”と思ってても、こういう細かい出費は積み重なるね。」
🤖ピー助「そうでぴ。1回の入院で数千〜1万円くらいは普通にかかるでぴ。」
👨シュンタ「つまり、“完全無料”ではなく“ほとんど無料”。でも細かい出費はゼロじゃない。」
✍️
「医療費無料」といっても、実際は診療費だけ。
薬代や交通費、食事代なんかは意外と自腹になります。
しかも、助成の範囲も自治体や所得によってバラバラ。
でも、軽い病気や短期入院なら実費はそれほど大きくない。
つまり「保険料を払ってまで備えるほどでは…?」と思う家庭も多いはずです。
──とはいえ、それでも「入った方が安心」と言われるのはなぜか?
次でその理由を整理していきます。
それでも「保険に入った方が安心」と言われる理由
👨シュンタ「医療費がほぼ無料なのに、なんで保険をすすめられるんだ?」
🤖ピー助「よく聞く理由を整理すると、だいたいこんな感じでぴ。」
💬 よくある“おすすめ理由”と、実際のところ
- 差額ベッド代がかかるかも
→ でも小児病棟は大部屋が優先されるため、個室になるケースは少ない。 - 親の付き添いで仕事を休むかも
→ 入院は短期で済むことが多く、家計に大打撃となるほどではない。 - 交通費・送迎費がかさむかも
→ 通院が続けば確かに出費だが、日常の範囲で貯蓄対応できる金額。
💁♀️カオリ「こうして見ると、“安心のため”に毎月払うほどのリスクじゃない気もするね。」
👨シュンタ「“もしもの備え”が必要なのはわかるけど、現実的には“貯金で足りるかも”って感じか。」
🤖ピー助「長期入院や後遺症が残る病気のように、生活が大きく変わるケースでは検討の余地ありでぴ。」
🩺 「安心」と「過剰な備え」の境目
✍️一度でも病気やケガを経験すると、「次が怖い」と思うのは自然なこと。
でもその“感情の揺れ”のまま契約すると、結果的にほぼ使わない保険料を払い続けることになりやすい。
👨シュンタ「つまり“備えたい”気持ちを否定するんじゃなくて、“どこまで備えるか”を考えるのが大事ってことか。」
💁♀️カオリ「保険の前に“助成+貯蓄でどこまでカバーできるか”を整理したいね。」
🤖ピー助「まさにでぴ。次の章では、うちがどう考えて“入らなかった”のかを見ていくでぴ。」
わが家の判断:「だから入らなかった」
💁♀️カオリ「結論から言うと、うちは“医療保険には入らない”って決めたよ。」
👨シュンタ「公的助成で十分だし、保険料を別の準備に回した方が効率的だからな。」
💡 わが家が出した結論のポイント
- 高額な医療費が発生する確率は低い
- 助成制度でカバーできる範囲が広い
- 万一の出費は貯蓄+NISAの取り崩しで対応可能
- 月々の保険料を「確実に使う備え」に回した方がコスパが良い
💁♀️カオリ「“もしもの備え”って、心の安定にもつながるけど、実際に払うお金は現実だもんね。」
👨シュンタ「“心配だから入る”じゃなくて、“仕組みで安心を作る”って考え方に変えたんだ。」
💬 “使う保険料”より“使える資金”を増やす
✍️毎月2,000〜3,000円の保険料も、10年で数十万円。
それを教育費や生活防衛資金に回せば、“使える安心”が着実に増えていく。
👨シュンタ「“安心を買う”より“安心を作る”。そう考えたら、入らない選択も前向きに見えた。」
🤖ピー助「でも、その分お菓子の買いすぎには注意でぴ。資金、すぐ減るでぴ。」
迷うなら、“整理してから決める”のもアリ
👨シュンタ「うちは入らないって決めたけど、人によって答えは違うよな。」
💁♀️カオリ「そうそう。家族構成とか働き方、貯金の余裕で変わるしね。」
🤖ピー助「だから、“必要かどうか”を一緒に整理してくれるサービスを使うのもアリでぴ。」
✍️子どもの医療保険や学資保険って、「なんとなく入っておいた方が良さそう」と思われがち。
でも、本当に必要かどうかをプロと一度整理してみるだけでも、
その後の判断がびっくりするほどスッキリします。
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👨シュンタ「一度整理してみると、入る・入らないどっちを選んでも納得感が違うよな。」
💁♀️カオリ「そうだね。“考えて決めた”っていうだけで、不思議と心が軽くなる。」
🤖ピー助「納得って、最強の安心でぴ。」
まとめ:保険に入る・入らないも「考えて決める」なら後悔しない
✍️わが家は最終的に「子ども医療保険には入らない」選択をしました。
でもそれは、制度を調べて、比較して、自分たちに合う形を見つけたからこそ納得できた答えです。
誰かの意見を鵜呑みにせず、「なぜそう決めるのか」を理解した上で、家計や価値観に合った備えを選ぶこと。
──それが、どんな選択よりも“安心”につながると思います。
👨シュンタ「“考えて決めた”って、それだけで心の支えになるよな。」
💁♀️カオリ「迷った時間も、ちゃんと家族の準備期間だった気がする。」
🤖ピー助「悩むって、いいことなんでぴ。だって“守りたいものがある”って証拠でぴ。」
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