保険って結局いくら払えばいいの?必要保障額の考え方、ざっくり解説

👨シュンタ「保険ってなんとなく入ってるけど…これ、本当に必要?」
💁‍♀️カオリ「“安心料”って言いつつ、実は払いすぎてるパターン多いよね」
🤖ピー助「固定費の“幽霊屋敷”化してる保険、多すぎるでぴ!」


──気づけば毎月2万円。
内容もわからないまま、ただ払い続けてる。
我が家もそんな“保険ゾンビ家計”から始まりました。

保険は、人生で数少ない「自分から見直さない支出」。
でも放置していると、ムダが雪だるま式に積み上がっていく

この記事では、「結局いくら払えばいいの?」を“守るべきリスク”から逆算。
我が家の実例をもとに、必要保障額の考え方をやさしく整理します。


目次

そもそも“必要な保険”ってどれくらい?

👨シュンタ「保険料って、なんとなく“高いほうが安心”って思っちゃうんだよな」
💁‍♀️カオリ「でも“どこまで守るか”を決めないまま入ると、ムダに払い続けることになるよね」
🤖ピー助「まずは、“いくら守る必要があるか”を決めるところからでぴ!」

🧩 死亡保障(万が一のとき)

  • 子あり家庭(専業主婦+子2)
     → 3,000万〜4,000万円あればOK。
     「収入保障保険」や「定期保険」でカバー可能。
  • 共働き家庭
     → 配偶者の収入もあるので、2,000万円前後が目安。
  • 独身の場合
     → 原則、死亡保障は不要。
     葬儀代や迷惑費用分(数十万円)で十分。

💡遺族年金や貯蓄を含めた“全体での備え”を考えると、
保険単体で大きく構えすぎる必要はありません。

🏥 医療・がん保険(入院・治療)

  • 入院は短期化(平均3〜5日)。
  • 「高額療養費制度」で自己負担は月9万円程度が上限。
  • 日額5,000円+制度で、ほとんどの入院費はカバー可能。
  • がんや自由診療など、“重たい治療”だけピンポイントで備えるのがコスパ◎。

💁‍♀️カオリ「“とりあえず日額1万円”は、実はムダになりやすい設定だよ」

🎓 学資目的の保険

  • 返戻率108%前後とリターンが低め。
  • 解約リスクやインフレ耐性も弱い。
  • 「貯める」目的なら、NISA+現金の2軸運用の方が柔軟で増やしやすい。

🤖ピー助「“安心”のつもりが、“成長しないお金”になってるパターン多いでぴ!」

📊 家族構成別:必要保障額と保険料の目安

家族構成ごとの“ざっくり目安”をまとめると、こんな感じです。


家族構成死亡保障医療保障月額保険料の目安
独身(20代)ほぼ不要最低限(入院対応程度)1,000〜2,000円
共働き(30代・子1)約2,000万円特定疾病に備える程度3,000〜5,000円
専業主婦+子2(30代〜)3,000万以上がん・重病に重点を5,000〜8,000円

💁‍♀️カオリ「月2万円以上払ってるなら、一度見直しどきかも」
👨シュンタ「“安心料”が家計を圧迫してたら、意味ないもんな」

💡保険は「多ければ安心」ではなく、「どのリスクをどこまで守るか」で考えるもの。
今のライフステージと照らして、**“必要な分だけ守る”**のが最も現実的です。


我が家の見直しビフォーアフター

👨シュンタ「当時は“減らす=不安になる”って思ってたんだよな」
💁‍♀️カオリ「でも、実際に中身を整理したら“守りたいとこ”だけ残せたんだよね」

🧾 見直し前の状態

  • 月額:18,000円
  • 契約内容:
    • 👨シュンタ…終身5,000万+医療+がん保険
    • 💁‍♀️カオリ…医療(日額1万円)+女性疾病特約
    • 👶子ども…学資保険

→「一生安心プラン」みたいな名目で、長期保障を重ねまくり。
 でも実際は、老後まで高額保障を抱えるリスクの方が大きかった。


💡 見直し後の状態

  • 月額:8,000円(−10,000円)
  • 内容の変更:
    • 死亡保障:5,000万 → 収入保障2,000万に圧縮(60歳まで)
    • 医療保険:日額5,000円に減額+がん特約だけ継続
    • がん保障:60歳で終了設計(“かかる前提”で現役期のみ備える)
    • 学資保険:解約→NISA+現金積立に転換

→ がんは「発症リスクが上がる40〜60代を重点期間」に設定。
 老後は貯蓄+公的医療制度で対応する想定。

💁‍♀️カオリ「“一生守る”より、“必要な時期だけ集中防御”の方が合理的だったね」
👨シュンタ「今の契約を“そのままにしてる時間”が、一番もったいなかったかも」
🤖ピー助「立ち止まってる間も、保険料は走り続けてるでぴ…!」


✍️ がん保険は「一生安心の証」ではなく、
**“現役期を守るための限定装備”**と考えるのが現実的。
いつかの安心を買い続けるより、今から育てる安心を作る方がずっと前向きです。

もし「うちも似た状況かも」と感じたら、まずは手元の契約内容をざっくり見直してみてください。
それだけで、“今のまま”を続ける不安が少し軽くなるはずです。

🧭 まとめ:「いくら払えばいい?」は、“守る期間”から考えよう

👨シュンタ「“いつかの安心”を買い続けるより、“今から育てる安心”を作る方がいい」
💁‍♀️カオリ「うちも、見直した日から気持ちが軽くなったもんね」
🤖ピー助「一回整理するだけで、“未来の安心コスト”が減るでぴ!」

  • 守るリスクと期間を決める
  • 必要な分だけ、コンパクトに整える
  • 浮いた分は教育費やNISAへまわす

保険は「安心料」だけど、払いすぎると**“未来の資産”を削る安心**になってしまいます。


💡 まずは今の契約を“ざっくり整理”してみるだけでもOK。
内容が複雑で不安なら、プロに“フラットな目線”で見てもらうのがいちばん早いです。

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