2025年6月– date –
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投稿の塔 第二十五話|吹き出しの迷宮へようこそ!~誰がしゃべっとんねん大混戦~
塔の25層。そこは投稿世界の可視化空間――“吹き出し迷宮”。 無数のセリフが天井から吊るされ、地面には吹き出し型の落とし穴。しかもそのすべてに、**「誰のセリフかわからない」**という呪いがかかっていた。 🧔♂️シュンタ「……え、これ、俺のブログの原稿... -
投稿の塔 第二十四話|混沌の受注所、選べぬ我らに光あれ
“投稿クエスト受注所”に足を踏み入れた我ら 塔の24層――“投稿のクエスト受注所”。壁一面に貼られたタイトルの断片が、夜店の綿あめみたいにフワフワ漂い、甘い匂いで誘惑してくる。「書いてよぉ…」「早く成仏させて…」――聞こえるのは未完の記事たちのすすり... -
投稿の塔 第二十三話|焦燥の谷、風呂と心がぬるすぎる件について
ぬるま湯の生活ゾーン、“焦燥の谷” 塔の一角、ぬるま湯に包まれた谷。ここは「なにもしてないのに一日が終わる」人々が集う、魔の生活ゾーンだった。 🧔♂️シュンタ「えっ、今日もう終わり?!」💁♀️カオリ「夕飯も終わったし、子どもも寝かせたし、風呂に... -
投稿の塔 第二十二話|タスクの泥沼、育児と家事とタイマー地獄
生活同時進行地帯、“タスクの泥沼” 💀この階層は「生活同時進行地帯」通称、“タスクの泥沼”。 育児、家事、買い出し、予定調整、返信、献立、在庫管理、洗濯干しリミット……すべての時間が“タイマー”で支配された空間。 👨シュンタ「まずい…気がついたら、家... -
投稿の塔 第二十一話|比較の谷、PVと承認欲求の落とし穴
🌀塔の中腹、「比較の谷」と呼ばれるこの階層では、己の投稿が他者の光と影に照らされ、やがて“伸び悩みバフ”を喰らうという。 その空間には、虚栄と焦燥が絡み合う“承認欲求牧場”が広がっていた―― 🤖ピー助「ようこそでぴ!この階層は、ついつい他人と比べ... -
投稿の塔 第二十話|塔の中間点“仮面の祭壇”、そして投稿者の正体が問われる
到達、中間地点。“祭壇”が出迎える。 投稿の塔・第二十階層。そこは天井が高く、空気がやけに澄んでいた。中央には――投稿者の“過去記事”を映す鏡と、祭壇が鎮座している。 👨シュンタ「……これ、全部俺の投稿か……!」🤖ピー助「この階層は“仮面の祭壇”でぴ。“... -
投稿の塔 第十九話|直しすぎて出せない地獄、ようこそ“仕上げ沼”へ。
終わらない修正、止まらない手 投稿の塔・第十九階層。机も椅子も、天井からぶら下がる紙束も、すべて「原稿」だった。 👨シュンタ「……ここ、永遠に“公開ボタン”押せなさそうだな」 💁♀️カオリ「“あと一文だけ”を言い続けて滅んだ原稿の墓場って感じ」 🤖ピ... -
投稿の塔 第十八話|“誰に届けるか”がわからない読者像クエスト、そしてDPUの扉は開かれる
霧の階層、“誰でもない読者”の世界 投稿の塔、第十八階層。霧が深く、見えるはずの読者がどこにも見えない。 👨シュンタ「……ヤバい、書こうとしても、誰に向けて書けばいいのかわかんない……」 🤖ピー助「ここは“読者像迷子ゾーン”でぴ。“なんとなく書いてた... -
投稿の塔 第十七話|タイトルが決まらない、書けない呪い。
【ようこそ】タイトル地獄階層へ 投稿の塔・第十七階層。入口に、ひときわ大きな掲示板が立っていた。 【仮タイトル一覧】投稿のペース問題について我が家の投稿状況(仮)迷いながらも書く日々について※まだ決まってません! 👨シュンタ「……うわぁぁ、全部... -
投稿の塔 第十六話|ネタがない?あるよ、“没ネタ”がね。
――「なにも思いつかない」。白く霞んだ空間がどこまでも続く、第十六階層。ここは、**思考もメモも浮かばず、ただ時間だけが過ぎる“ネタ切れの荒地”**だった。 👨シュンタ「……えっ、今回の舞台まさかの真っ白?」🤖ピー助「ここは“ネタ切れの荒地”でぴ。ブロ...