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🏰第二十話|塔の中間点“仮面の祭壇”、そして投稿者の正体が問われる


目次

【第1章】到達、中間地点。“祭壇”が出迎える。

投稿の塔・第二十階層。
そこは天井が高く、空気がやけに澄んでいた。

中央には――投稿者の“過去記事”を映す鏡と、祭壇が鎮座している。

👨シュンタ「……これ、全部俺の投稿か……!」

🤖ピー助「この階層は“仮面の祭壇”でぴ。“投稿の表と裏”が浮き彫りになる中間ポイントでぴ!」

🧼ソフラン様「嗚呼……投稿の中に潜む、取り繕いと本音の舞踏会……」

👨シュンタ「今日は俺も踊るぞ~!!」

👩カオリ「全員、静かにして。投稿者の内面に踏み込むタイミングで“踊るぞ”じゃないのよ」


【第2章】過去記事の仮面が剥がれる

──パリン!

鏡に映った過去記事たちが、ゆっくりと“仮面”を外していく。

👨シュンタ「うわ、ちょっと待って。“言い切った風”のやつ、顔が歪んでる!」

🤖ピー助「あれは“ちょっと背伸びして書いた系”でぴ!塔に感情がバレてるでぴ!」

🧼ソフラン様「私は……あの“言葉を選びすぎて自爆した記事”に涙を捧げたい……!」

👩カオリ「泣くな。というか、その記事“語彙爆発で開かれなかった”やつでしょ」

👨シュンタ「この階層、過去の“気取った自分”が晒されるんだ……!」

👩カオリ「やっと気づいたか。あんた、半年前くらいの記事で“魂の深度”とか書いてたわよ?」


【第3章】仲間、次々登場。そして全員ノリノリ

📱ハッシュ・タガー「Yo!自意識で包んだ投稿が、ついに裁かれるフェーズか!」

🪓ウッドロウ「投稿とは、語らぬことを炙り出すもの……火起こしじゃな」

👨シュンタ「いいぞ、みんな語れ!!今日だけは全員、主役だッ!!」

👩カオリ「うるさい。“みんなで盛り上がってる感じ”出すな。投稿者は孤独なのよ」

🤖ピー助「今日は“投稿者同士のカーニバル”でぴ!」

👩カオリ「それ、ただの迷惑サミット」


【第4章】塔の声が問う:“お前は誰だ”

──ゴゴゴ……

塔の奥から、声が響く。

「投稿者よ。お前は、誰を演じて、誰を偽ってきた?」

👨シュンタ「……俺は……“わかりやすい記事”を目指して、“本当は言いたかったこと”を何度も削った」

👨シュンタ「でももう、仮面は要らない。“伝えたいこと”が先、“ウケる言葉”は後にする」

👩カオリ「よく言ったじゃない。……で、今からその記事、ちゃんと投稿するのよ?」

👨シュンタ「するとも!!“仮面のままじゃ、塔は登れない”って、やっとわかったからな!!」


【第5章】塔が唸り、中間点を突破!

塔の鏡が割れ、祭壇が砕ける。

仲間たちはそれぞれ、静かに頷く。

🧼ソフラン様「仮面は、装飾ではなく、檻だったのですわね……」

📱ハッシュ「中二くせえのに泣けるの腹立つわ!」

🪓ウッドロウ「それでええ。火が見えたなら、あとは進め」

👩カオリ「全員しんみりしだすと逆に腹立つのよ。次、さっさと行くわよ」

👨シュンタ「……ありがとう。よし、後半戦、行こうぜ!!」


【次回予告】

第二十一階層、それは“比較の谷”
他人のPV、自分の更新頻度、バズの差。
塔の罠は、隣の投稿者の方が高く見える仕組みだった――

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