——未来予測とゆる家計シミュレーション——
シュンタ「うん。じゃあ、教育費3000万円ね」
カオリ「……誰が出すの?」
シュンタ「さあ、未来の俺か、未来の君か、未来の宝くじ当選者か…」
カオリ「妄想でしかないじゃん!」
■ 子ども1人でかかるお金、どれくらい?
「子ども1人に1,000万円かかる」ってよく聞きませんか?
実はこれ、かなり控えめな数字なんです。
ざっくり内訳を見てみると——
- 幼稚園〜高校(公立)+大学(国公立)で約1,000万円前後
- 習い事や塾、大学が私立、理系、下宿…となると2,000〜2,500万円もあり得る
特に大学。私立文系でも年間100万円超え、私立理系や医歯系だと年間200〜300万円以上。
しかも学費以外に、入学金、受験費、定期代、仕送り、パソコン代……
気づいたら家がもう一軒建つ金額になってるのがリアルなところ。
■ わが家の教育費シミュレーション
うちの第一子は2026年生まれ予定。
そして第二子は2028年を想定中。
つまり、大学の学費が本格化するのは——
- 第一子:2044〜2048年あたり
- 第二子:2046〜2050年あたり
……この頃、僕らどうしてるんでしょうね。
セミリタイアして週3農業してる予定だけど、本当に大丈夫か?
カオリ「週3で畑やって、大学学費払えるの?」
シュンタ「育てて売る作物が大麻とかじゃない限り無理だね」
カオリ「それはもう色々アウト」
🌱それでも将来はちょっと自由に生きたいわけで…セミリタイア準備の話も少ししてたり。
■ 投資とのバランスどう取る?
教育費って、人生の出費イベントの中でも特徴的。
何がって——
- タイミングが決まっている(大学入学時)
- ローンじゃなく、事前に用意することが多い
- でも、タイミングさえ分かっていれば「準備しやすい」
だからこそ、投資と組み合わせるのが効果的。
新NISAもあるし、つみたて枠で子ども用のファンドを分けておけば、
10〜15年で数百万円レベルの教育資金を育てることもできる。
でも注意点がひとつ。
教育費用の投資は「目的と期限」があるから、リスク取りすぎNG!
一括投資で短期勝負するんじゃなく、
コツコツ貯めて、必要な時期に合わせて現金化していくのが王道です。
■ 「奨学金=悪」ではない?
シュンタは大学時代、奨学金使ってました。
- 月々10万円の貸与型(利子あり)
- 卒業時に700万円近い借金を背負ってスタート
で、今こうして薬剤師として働いてるわけですが、
「あれがあったからこそ真剣に勉強した」と思う一方で、
「もし子どもに同じことさせる?」と考えると……悩ましい。
たぶん、こう思ってる親は多いはず。
- 背負わせたくない
- でも、全額出して“当たり前”になるのも違う
全部出して親が爆散するのも違うし、全部背負わせて苦しめるのも違う。
だったら、「基本は親が準備、必要なら少し借りる」くらいが丁度いいのかもしれません。
■ まとめ:教育費は怖くない(ちゃんと準備すれば)
- 1人につき1,000万は最低ライン。2,000万超えも普通にある
- でも全部を今すぐ用意する必要はない
- 制度(児童手当・NISA)、タイミング(現金化の時期)、バランス(投資×貯金)で戦える
- 親の資産を全部ぶっ込んで子どもを育てる時代じゃない
シュンタ「子どもの未来も、自分たちの未来も、両方欲張ろうぜ」
カオリ「そのセリフ、宝くじ当たった人が言うやつだよ」
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