👨シュンタ「セミリタイアしたいんだよね〜」
👩カオリ「…あの、それって“私も”巻き込まれる話ですか?」
セミリタイアしたい。
でも、それを家族にどう伝えるか──そこが最大の壁だったりします。
「なんで仕事やめたいの?」
「生活どうするの?」
「こっちはフルタイムで働いてるのに…」
下手すると“自己中なワガママ扱い”されかねないテーマ。
だからこそ、我が家は巻き込み型戦略でじわじわ浸透させていきました。
ステップ①:「やめたい」じゃなく「こうなりたい」で話す
最初に伝えるときに大事だったのは、
“会社辞めたい話”じゃなく、“生き方の話”をすることでした。
「もっと家族と一緒にいられる時間を増やしたい」
「好きなことに時間を使ってみたい」
「子どもが大きくなるまでの時間を、一緒に味わいたい」
ただの逃げじゃなく、“前向きな選択肢”としてのセミリタイア。
そう伝えることで、最初のハードルがかなり下がります。
ステップ②:日常の会話で“ちょい出し”する
いきなり「セミリタイアしたい!」じゃなく、
日々の中でちょいちょい話題に出すことを意識しました。
- 「この人、50代でセミリタイアしたらしいよ」
- 「老後までずっとフルタイムって…しんどくない?」
- 「もしセミリタイアできたら、どこ行きたい?」
こんな“雑談のフリした布石”をたくさん打ちます。
じわじわ、「あ、この人ガチだな」って伝わるように。
ステップ③:「数字」で安心させる
カオリさんがいちばん気にしてたのは「生活費、大丈夫なの?」ってところ。
だから具体的な数字を出しました。
- セミリタイア後の支出想定(月20万円)
- 必要資産シミュレーション(5000万円)
- 働き方の再設計(ゆる副業・バイト含めた計画)
「妄想じゃなくて、計画なんだ」って見せることが、理解を得る鍵になります。
ステップ④:「巻き込む」ことで仲間にする
我が家が特に意識したのはこれ。
👩「ねえ、私はセミリタイアできないの?」
👨「もちろん!一緒に目指そう」
この“対話”ができるようになってから、
セミリタイアは「夫だけの夢」じゃなく、“ふたりの選択肢”になったんです。
今では「セミリタイアして何する?」が夫婦の定番トークに。
最後に:共に進むビジョンを描ければ、きっと伝わる
セミリタイアって、夢でも甘えでもなく、
「生き方の再設計」。
それをひとりの空想で終わらせず、家族の言葉で話すこと。
それが、信頼と理解につながると感じています。
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👨シュンタ「セミリタイアしたら引っ越す…って手もあるよね?」
👩カオリ「え、また巻き込まれるやつ?」
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